執筆:Nori(薬Talk編集長・薬剤師)/調剤薬局勤務26年。管理薬剤師を経て、現在はチェーン薬局の本社部門で店舗運営支援を担当しています。
本サイトは、薬剤師をはじめとする医療従事者向けの情報提供サイトです。記載内容は告示・通知・添付文書などの原文を確認したうえでまとめています。一般の方が医薬品の使用を判断される際は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
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まず、告示の構造です
根拠は「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」(平成18年厚生労働省告示第107号)の第十 二です。診療報酬の通知ではなく、告示です。
| 区分 | 対象 | 上限 |
|---|---|---|
| (一) | 麻薬(麻向法2条1項1号)と向精神薬(同6号)のうち、(二)(三)に掲げられていないもの | 14日分 |
| (一)ハ | 新医薬品(薬価収載日の属する月の翌月初日から1年を経過していないもの) | 14日分 |
| (二) | 告示に名指しされた成分(内服・外用・注射) | 30日分 |
| (三) | 告示に名指しされた成分(内服のみ) | 90日分 |
条文の順序としては14日が先に来ますが、実務で読む順番は逆です。「(三)にあるか → (二)にあるか → どちらにもなければ14日」。この向きで見ると迷いません。
そして(二)は剤形ごとにイ・ロ・ハと分かれています。ここが最大の落とし穴になります。
日数別に並べ替えると、覚える量が激減します
成分名順の表は「引く」ためのものです。覚えるなら日数順のほうが早い。並べ替えると、こうなります。
【内服・制限なし】4つ——そもそも向精神薬ではありません
| 成分 | 銘柄 |
|---|---|
| エスゾピクロン | ルネスタ |
| スボレキサント | ベルソムラ |
| ラメルテオン | ロゼレム |
| レンボレキサント | デエビゴ |
睡眠薬なのに投与日数の制限がありません。向精神薬に指定されていないからです。「睡眠薬=30日まで」と思っていると間違えます。
【内服・14日】8成分——ここが一番の要注意
| 成分 | 銘柄 |
|---|---|
| アモバルビタール | アモバルビタール(原末) |
| クロラゼプ酸二カリウム | メンドン |
| バルビタール | バルビタール(原末) |
| フェンタニルクエン酸塩 | イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠 |
| ペンタゾシン | ソセゴン錠、ペンタジン |
| ペントバルビタールカルシウム | ラボナ |
| マジンドール | サノレックス |
| ミダゾラム | ドルミカムシロップ |
バルビツール酸系の古い薬と、麻薬の一部。この8つだけです。ベンゾジアゼピン系で14日なのはクロラゼプ酸二カリウム(メンドン)だけ——ここが引っかけになります。
【内服・90日】6成分——長いほうの例外
| 成分 | 銘柄 |
|---|---|
| クロナゼパム | リボトリール、ランドセン |
| クロバザム | マイスタン |
| ジアゼパム | セルシン、ホリゾン |
| ニトラゼパム | ベンザリン、ネルボン |
| フェニトイン・フェノバルビタール配合剤 | ヒダントール配合錠、複合アレビアチン |
| フェノバルビタール | フェノバール |
全部、抗てんかん薬として使われる成分です。まとまりで覚えられます。
【内服・30日】残り30成分すべて
上の18成分に入っていなければ、内服は30日です。デパス、マイスリー、ハルシオン、レンドルミン、メイラックス、コンサータ、ビバンセ、モディオダール——日常的に見るものはほぼここに入ります。
【外用】8成分しかありません
| 日数 | 成分 | 銘柄 |
|---|---|---|
| 14日 | ジアゼパム | スピジア点鼻液 |
| フェノバルビタール | ワコビタール坐剤、ルピアール坐剤 | |
| ブプレノルフィン(塩酸塩) | ノルスパンテープ、レペタン坐剤 | |
| ブロマゼパム | セニラン坐剤 | |
| ミダゾラム | ブコラム口腔用液 | |
| 30日 | フェンタニル | デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ |
| フェンタニルクエン酸塩 | フェントステープ | |
| モルヒネ塩酸塩 | アンペック坐剤 |
30日の外用は3つだけ。フェンタニル2つとモルヒネ坐剤です。それ以外の外用は全部14日。
【注射】11成分。こちらも90日はありません
| 日数 | 成分 | 銘柄 |
|---|---|---|
| 14日 | オキシコドン | オキファスト注 |
| ジアゼパム | ホリゾン注 | |
| ヒドロモルフォン | ナルベイン注 | |
| フェノバルビタール | フェノバール注、ノーベルバール静注 | |
| フルニトラゼパム | サイレース静注 | |
| ペンタゾシン | ソセゴン注 | |
| ミダゾラム | ドルミカム注、ミダフレッサ静注 | |
| ロラゼパム | ロラピタ静注 | |
| 30日 | フェンタニルクエン酸塩 | フェンタニル注射液(各社) |
| ブプレノルフィン(塩酸塩) | レペタン注 | |
| モルヒネ塩酸塩 | モルヒネ塩酸塩注 |
剤形が変わると日数も変わります
日数別に並べると、同じ成分が別の日数の欄に出てくるのが見えます。ここが一番の落とし穴です。
| 成分 | 内服 | 外用 | 注射 |
|---|---|---|---|
| ジアゼパム | 90日 | 14日 | 14日 |
| フェノバルビタール | 90日 | 14日 | 14日 |
| フェンタニルクエン酸塩 | 14日 | 30日 | 30日 |
| ブプレノルフィン | ― | 14日 | 30日 |
| ペンタゾシン | 14日 | ― | 14日 |
フェノバルビタールは内服90日、坐剤14日。同じ成分で6倍以上の差があります。フェンタニルクエン酸塩は内服14日、テープ30日。こちらは逆向きです。
成分名で覚えると事故ります。剤形とセットで見てください。
全成分一覧表(成分名の五十音順)
告示の3つのリストを、成分名で1枚にまとめました。剤形ごとに日数が違うので、列を分けています。「―」はその剤形の製品が薬価収載されていないものです。
色の付いたセルが、うっかりしやすいところです。
| 成分 | 内服 | 外用 | 注射 | 代表的な銘柄 |
|---|---|---|---|---|
| アモバルビタール | 14 | ― | ― | アモバルビタール(原末) |
| アルプラゾラム | 30 | ― | ― | コンスタン、ソラナックス |
| エスタゾラム | 30 | ― | ― | ユーロジン |
| エスゾピクロン | 制限なし | ― | ― | ルネスタ(向精神薬ではない) |
| エチゾラム | 30 | ― | ― | デパス |
| オキサゾラム | 30 | ― | ― | セレナール |
| オキシコドン | 30 | ― | 14 | オキシコンチンTR、オキノーム/オキファスト注 |
| クアゼパム | 30 | ― | ― | ドラール |
| クロキサゾラム | 30 | ― | ― | セパゾン |
| クロチアゼパム | 30 | ― | ― | リーゼ |
| クロナゼパム | 90 | ― | ― | リボトリール、ランドセン |
| クロバザム | 90 | ― | ― | マイスタン |
| クロラゼプ酸二カリウム | 14 | ― | ― | メンドン |
| クロルジアゼポキシド | 30 | ― | ― | コントール、バランス |
| コデインリン酸塩 | 30 | ― | ― | コデインリン酸塩散・錠 |
| ジアゼパム | 90 | 14 | 14 | セルシン、ホリゾン/スピジア点鼻液/ホリゾン注 |
| ジヒドロコデインリン酸塩 | 30 | ― | ― | ジヒドロコデインリン酸塩散 |
| スボレキサント | 制限なし | ― | ― | ベルソムラ(向精神薬ではない) |
| ゾピクロン | 30 | ― | ― | アモバン |
| ゾルピデム酒石酸塩 | 30 | ― | ― | マイスリー |
| トリアゾラム | 30 | ― | ― | ハルシオン |
| ニトラゼパム | 90 | ― | ― | ベンザリン、ネルボン |
| バルビタール | 14 | ― | ― | バルビタール(原末) |
| ヒドロモルフォン | 30 | ― | 14 | ナルサス、ナルラピド/ナルベイン注 |
| フェニトイン・フェノバルビタール配合剤 | 90 | ― | ― | ヒダントール配合錠、複合アレビアチン |
| フェノバルビタール | 90 | 14 | 14 | フェノバール/ワコビタール坐剤、ルピアール坐剤/フェノバール注、ノーベルバール静注 |
| フェンタニル | ― | 30 | ― | デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ |
| フェンタニルクエン酸塩 | 14 | 30 | 30 | イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠/フェントステープ |
| フルニトラゼパム | 30 | ― | 14 | サイレース/サイレース静注 |
| フルラゼパム塩酸塩 | 30 | ― | ― | ダルメート |
| ブプレノルフィン(塩酸塩) | ― | 14 | 30 | ノルスパンテープ、レペタン坐剤/レペタン注 |
| ブロチゾラム | 30 | ― | ― | レンドルミン |
| ブロマゼパム | 30 | 14 | ― | レキソタン/セニラン坐剤 |
| ペンタゾシン | 14 | ― | 14 | ソセゴン錠・注、ペンタジン |
| ペントバルビタールカルシウム | 14 | ― | ― | ラボナ |
| ペモリン | 30 | ― | ― | ベタナミン |
| マジンドール | 14 | ― | ― | サノレックス |
| ミダゾラム | 14 | 14 | 14 | ドルミカムシロップ/ブコラム口腔用液/ドルミカム注、ミダフレッサ静注 |
| メダゼパム | 30 | ― | ― | レスミット |
| メチルフェニデート塩酸塩 | 30 | ― | ― | コンサータ、リタリン(第1種) |
| メペンゾラート・フェノバルビタール配合剤 | 30 | ― | ― | (後発品のみ) |
| モダフィニル | 30 | ― | ― | モディオダール(第1種) |
| モルヒネ塩酸塩 | 30 | 30 | 30 | オプソ/アンペック坐剤/モルヒネ塩酸塩注 |
| モルヒネ硫酸塩 | 30 | ― | ― | MSコンチン、モルペス |
| ラメルテオン | 制限なし | ― | ― | ロゼレム(向精神薬ではない) |
| リスデキサンフェタミンメシル酸塩 | 30 | ― | ― | ビバンセ |
| レンボレキサント | 制限なし | ― | ― | デエビゴ(向精神薬ではない) |
| ロフラゼプ酸エチル | 30 | ― | ― | メイラックス |
| ロラゼパム | 30 | ― | 14 | ワイパックス/ロラピタ静注 |
| ロルメタゼパム | 30 | ― | ― | エバミール、ロラメット |
※ 数字は日数(分)。剤形区分(内用薬・外用薬・注射薬)は薬価基準収載品目リストの区分によります。
※ 告示に名前はあるものの現在は薬価収載がない成分:タペンタドール、ニメタゼパム、ハロキサゾラム、プラゼパム、フルジアゼパム、プロキシフィリン・エフェドリン配合剤(いずれも告示上は30日)。
※ 向精神薬の指定・告示のリストはいずれも改正されます。判断は必ず最新の告示と、当該製剤の規制区分・剤形でご確認ください。
表を見て、まず気づくこと
内服の列は30と90ばかりです。睡眠薬・抗不安薬はほぼ全部30日、抗てんかん系が90日。「向精神薬は14日」という感覚が実務と合わないのは、このためです。
14日が集まっているのは、外用と注射の列です。
30日の外用薬——フェンタニル、フェンタニルクエン酸塩、モルヒネ塩酸塩 この3つだけ
30日の注射薬——フェンタニルクエン酸塩、ブプレノルフィン塩酸塩、モルヒネ塩酸塩 この3つだけ
90日は「内服薬」のみ。外用・注射の枠がありません
これが14日の正体です。成分としては30日や90日の枠にいても、剤形が変われば名前がないので原則に戻ります。
とくに当たりやすい5つ
| 製品 | 成分の内服は | この製品は |
|---|---|---|
| ワコビタール坐剤/ルピアール坐剤 | フェノバルビタール 90日 | 14日(6.4倍の差) |
| スピジア点鼻液 | ジアゼパム 90日 | 14日 |
| ブコラム口腔用液 | ミダゾラム(内服も14日) | 14日 |
| イーフェンバッカル錠/アブストラル舌下錠 | テープは 30日 | 14日 |
| ノルスパンテープ/レペタン坐剤 | 注射は 30日 | 14日 |
上の3つは、小児のてんかんで使う薬です。ワコビタール坐剤・スピジア点鼻液・ブコラム口腔用液。いずれも家庭に常備してもらう薬なのに、14日ずつしか出せません。
下の2つは、がん疼痛・慢性疼痛です。フェンタニル貼付剤の使い分けはフェントステープとフェンタニル3日用テープは適応が違いますにまとめました。
向精神薬でない睡眠薬が、4つあります
表の「制限なし」の行です。いずれも添付文書の規制区分は「習慣性医薬品」「処方箋医薬品」だけで、向精神薬ではありません。
| 薬剤 | 規制区分(添付文書) | 投与日数 |
|---|---|---|
| ルネスタ(エスゾピクロン) | 習慣性医薬品/処方箋医薬品 | 制限なし |
| デエビゴ(レンボレキサント) | 習慣性医薬品/処方箋医薬品 | 制限なし |
| ベルソムラ(スボレキサント) | 習慣性医薬品/処方箋医薬品 | 制限なし |
| ロゼレム(ラメルテオン) | — | 制限なし |
| アモバン(ゾピクロン) | 向精神薬(第三種)/習慣性医薬品/処方箋医薬品 | 30日 |
| マイスリー(ゾルピデム) | 向精神薬(第三種)/習慣性医薬品/処方箋医薬品 | 30日 |
いちばん驚くのは、アモバンとルネスタです。エスゾピクロンはゾピクロンの光学異性体(S体)ですが、アモバンは向精神薬(第三種)で30日、ルネスタは向精神薬ではないので制限なし。「エス」が付くかどうかで、規制そのものが変わります。
ただしロゼレムには添付文書上の別の縛りがあります。「投与開始2週間後を目処に有効性及び安全性を評価し、有用性が認められない場合には投与中止を考慮し、漫然と投与しないこと」。法定の日数制限とは別の話ですが、長期処方が来たときに見るべき点です。
「第1種だから14日」ではありません
誤解されやすい点です。向精神薬の第1種・第2種・第3種という区分と、投与日数の区分は連動していません。
| 種別 | 成分 | 投与日数 |
|---|---|---|
| 第1種 | メチルフェニデート(コンサータ、リタリン) | 30日 |
| モダフィニル(モディオダール) | 30日 | |
| 第2種 | フルニトラゼパム(サイレース) | 30日 |
| ペンタゾシン(ソセゴン) | 14日 | |
| 第3種 | ジアゼパム(セルシン) | 90日 |
| トリアゾラム(ハルシオン) | 30日 | |
| マジンドール(サノレックス) | 14日 |
いま流通している第1種向精神薬は、メチルフェニデートとモダフィニルの2つだけ。どちらも30日です。いちばん規制の厳しい第1種に14日のものはなく、逆に第3種のマジンドールが14日になります。
種別は記録・保管のための区分(麻向法)、投与日数は保険のための区分(告示)——別の法令が別の目的で作った区分だからです。連動していると考えると必ず外します。
種別のほうの扱いは向精神薬の免許は、申請しなくても持っていますにまとめました。
新医薬品の14日と、その例外品目
向精神薬でなくても、薬価収載日の属する月の翌月初日から1年を経過していない新医薬品は14日分が限度です。
デエビゴも、収載から1年後の2021年5月1日に制限が解除されています。新しい薬が出たときは、まずこちらを確認してください。
そしてこの14日ルールには、告示に名前が書かれた例外品目があります。
エブリスディドライシロップ60mg、シアリス錠5mg・10mg・20mg、バイアグラ錠25mg・50mg、バイアグラODフィルム25mg・50mg、ガニレスト皮下注0.25mgシリンジ、セトロタイド注射用0.25mg、ウトロゲスタン腟用カプセル200mg、ルティナス腟錠100mg、ルテウム腟用坐剤400mg、ワンクリノン腟用ゲル90mg、ボカブリア錠30mg、コセルゴカプセル10mg・25mg(一回の投薬量が28日分以内である場合に限る)、リバゼブ配合錠LD・HD、グラアルファ配合点眼液、ゾキンヴィカプセル50mg・75mg、アリッサ配合錠、ユバンシ配合錠、リブマーリ内用液10mg/mL、ビルベイ顆粒200μg・600μg(一回の投薬量が30日分以内である場合に限る)、ボラニゴ錠10mg(同)、イドビンソ配合錠及びドジョルビ内用液100%
ED治療薬と不妊治療関連が目立ちます。いずれも「14日ごとに受診させる意味が乏しい」ものです。
そして括弧書きで日数条件が付いているものがあります。コセルゴは28日分以内、ビルベイとボラニゴは30日分以内。これを超えると例外から外れます。
窓口で使う順番
- 新医薬品か薬価収載の翌月初日から1年以内なら14日(告示の例外品目を除く)
- 麻薬・向精神薬かそもそも該当しなければ制限なし。オレキシン受容体拮抗薬はここ
- 90日リストの5成分かジアゼパム/ニトラゼパム/フェノバルビタール/クロナゼパム/クロバザム+フェニトイン・フェノバルビタール配合剤。内服のみ
- 30日リストにあるか——剤形も見る内服34成分+配合剤2/外用はフェンタニル・フェンタニルクエン酸塩・モルヒネ塩酸塩の3つだけ/注射はフェンタニルクエン酸塩・ブプレノルフィン塩酸塩・モルヒネ塩酸塩の3つだけ
- どれにも当たらなければ14日名指しされていなければ原則に戻ります。イーフェン・アブストラル・ノルスパンテープ・ソセゴンはここ
まとめ
- 日常処方される向精神薬は、ほとんどが30日か90日に名指しされています。睡眠薬11成分+抗不安薬12成分が30日、抗てんかん系5成分が90日
- 告示の建て付けは「原則14日、名指しされたものが30日・90日」。ただし読む順番は逆にして、(三)→(二)→残りが14日で見るのが実務的
- 同じ成分でも剤形で変わります。フェンタニルクエン酸塩はテープ30日/バッカル錠・舌下錠14日。ブプレノルフィンは注射30日/テープ・坐剤14日
- 30日の外用は3成分、注射も3成分だけ。ここに名前がなければ14日です
- 「第1種だから14日」ではありません。第1種のメチルフェニデート・モダフィニルは30日、第3種のマジンドールは14日。種別(麻向法)と投与日数(告示)は別の区分です
- 14日の網羅リストは存在しません。「(二)(三)に名前があるか」で逆算します
- デエビゴ・ベルソムラは向精神薬ではなく、日数制限なし。ロゼレムも法定の制限は受けません
- 新医薬品は収載の翌月初日から1年間14日。告示に名前で書かれた例外品目があり、一部は日数条件つきです
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株式会社メディカルリソースが運営する薬剤師専門サービスです(2000年設立)。転職だけでなく「派遣」を扱っているのが特徴で、有料職業紹介(13-ユ-010743)と労働者派遣(派13-010770)の両方の許可を持っています。拠点は全国12支店。運営元は日本調剤グループです——選ぶ材料になるので書いておきます。
「派遣」は、常勤か辞めるかの二択しかないと思っている人ほど知っておく価値があります。いま動く予定がなくても相場は交渉材料になりますし、地域差は大きい——厚労省の偏在指標で見ると、足りない地域ほど条件は動きます。在宅に移りたい方は「力を入れています」を届出で見分ける方法もどうぞ。
※ 本記事の制度・添付文書に関する記載はすべて原文を確認しており、広告主の影響を受けていません。
出典
- 内服で覚えるのは18成分だけです。制限なし4(ルネスタ・ベルソムラ・ロゼレム・デエビゴ)+14日8+90日6。残り30成分は全部30日——迷ったら30日が正解に近い
- 外用と注射に90日はありません。最長30日です。30日の外用はデュロテップMTパッチ・ワンデュロパッチ・フェントステープ・アンペック坐剤だけ
- ベンゾジアゼピン系で内服14日なのは、クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)だけです
- 厚生労働省「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」(平成18年3月6日 厚生労働省告示第107号)第十 二 投薬期間に上限が設けられている医薬品※14日・30日・90日の全リストはこの告示から
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=84aa7837&dataType=0&pageNo=1 - 厚生労働省「薬価基準収載品目リスト」(令和8年8月13日適用)※剤形区分(内用薬・外用薬・注射薬)の判定はこの一覧から
https://www.mhlw.go.jp/topics/2026/04/tp20260401-01.html - 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課「薬局における向精神薬取扱いの手引」(平成24年2月)※第1〜3種の区分
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/dl/kouseishinyaku_02.pdf - ルネスタ錠/アモバン錠/デエビゴ錠/ベルソムラ錠/ワコビタール坐剤/ノルスパンテープ/ソセゴン錠/アブストラル舌下錠 ほか 添付文書(規制区分の確認)
ルネスタ錠/アモバン錠/ワコビタール坐剤/ノルスパンテープ - エーザイ「医療関係者向けQ&A hotline」デエビゴ 規制区分・投薬期間制限
https://faq-medical.eisai.jp/faq/show/15077 - 武田薬品「ロゼレム錠8mg くすりの相談FAQ」
https://www.takedamed.com/medicine/rozerem/faq
※ 本記事は2026年8月30日時点の告示原文および薬価基準収載品目リストに基づいています。告示は改正されます。とくに新医薬品の例外品目は頻繁に増減します。
※ 銘柄名は代表的なものを挙げています。実際の投与日数は、必ず当該製剤の規制区分・剤形区分と最新の告示でご確認ください。
※ 「14日に残るもの」は網羅リストではありません。向精神薬の指定は政令で改正されます。

