向精神薬・麻薬の投与日数 全成分一覧表|30日の外用薬は3つだけ、フェノバルビタールは内服90日で坐剤14日

向精神薬・麻薬の投与日数 全成分一覧表|30日の外用薬は3つだけ、フェノバルビタールは内服90日で坐剤14日 医薬品
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執筆:Nori(薬Talk編集長・薬剤師)/調剤薬局勤務26年。管理薬剤師を経て、現在はチェーン薬局の本社部門で店舗運営支援を担当しています。

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告示の建て付けは「原則14日」ですが、実務では逆に見えます。日常的に処方される向精神薬は、ほとんどが30日か90日に名指しされているからです。では14日に残るのはどれか——成分名だけでは決まりませんでした。30日の外用薬は3つ、注射薬も3つだけ。90日にいたっては内服しかありません。フェノバルビタールは内服90日、坐剤は14日です。全成分を1枚の表にしました。成分名順の「引く表」と、日数順の「覚える表」を両方載せています。
3つだけ30日が認められる外用薬注射も3つだけ。90日は内服のみ
90→14日フェノバルビタールの内服と坐剤同じ成分で6.4倍の差
4剤向精神薬でない睡眠薬ルネスタ・デエビゴ・ベルソムラ・ロゼレム
投薬期間の上限を定める告示107号第十 二の構造。(一)14日分は麻薬・向精神薬・新医薬品、(二)30日分は内服薬の成分列挙と外用薬3成分・注射薬3成分、(三)90日分は内服薬のみ6区分
平成18年厚生労働省告示第107号 第十 二
投薬期間の上限を定める掲示事項等告示第107号 第十 二の構造。(一)14日分を限度とされるのは麻薬(二に掲げるものを除く)、向精神薬(二及び三に掲げるものを除く)、薬価収載から1年を経過していない新医薬品。(二)30日分を限度とされるのは内服薬の列挙成分と、外用薬はフェンタニル・フェンタニルクエン酸塩・モルヒネ塩酸塩を含有するもの、注射薬はフェンタニルクエン酸塩・ブプレノルフィン塩酸塩・モルヒネ塩酸塩を含有するもの。(三)90日分を限度とされるのは内服薬のみで、ジアゼパム・ニトラゼパム・フェノバルビタール・クロナゼパム・クロバザムとフェニトイン・フェノバルビタール配合剤
療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等(平成18年3月6日 厚生労働省告示第107号)第十 二(一)(二)(三)、第十の二

まず、告示の構造です

根拠は「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」(平成18年厚生労働省告示第107号)の第十 二です。診療報酬の通知ではなく、告示です。

区分対象上限
(一)麻薬(麻向法2条1項1号)と向精神薬(同6号)のうち、(二)(三)に掲げられていないもの14日分
(一)ハ新医薬品(薬価収載日の属する月の翌月初日から1年を経過していないもの)14日分
(二)告示に名指しされた成分(内服・外用・注射)30日分
(三)告示に名指しされた成分(内服のみ)90日分

条文の順序としては14日が先に来ますが、実務で読む順番は逆です。「(三)にあるか → (二)にあるか → どちらにもなければ14日」。この向きで見ると迷いません。

そして(二)は剤形ごとにイ・ロ・ハと分かれています。ここが最大の落とし穴になります。

日数別に並べ替えると、覚える量が激減します

成分名順の表は「引く」ためのものです。覚えるなら日数順のほうが早い。並べ替えると、こうなります。

18成分内服で覚えるべき数制限なし4+14日8+90日6
30成分残りは全部30日=迷ったら30日が正解に近い
0成分外用・注射の90日最長でも30日です

【内服・制限なし】4つ——そもそも向精神薬ではありません

成分銘柄
エスゾピクロンルネスタ
スボレキサントベルソムラ
ラメルテオンロゼレム
レンボレキサントデエビゴ

睡眠薬なのに投与日数の制限がありません。向精神薬に指定されていないからです。「睡眠薬=30日まで」と思っていると間違えます。

【内服・14日】8成分——ここが一番の要注意

成分銘柄
アモバルビタールアモバルビタール(原末)
クロラゼプ酸二カリウムメンドン
バルビタールバルビタール(原末)
フェンタニルクエン酸塩イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠
ペンタゾシンソセゴン錠、ペンタジン
ペントバルビタールカルシウムラボナ
マジンドールサノレックス
ミダゾラムドルミカムシロップ

バルビツール酸系の古い薬と、麻薬の一部。この8つだけです。ベンゾジアゼピン系で14日なのはクロラゼプ酸二カリウム(メンドン)だけ——ここが引っかけになります。

【内服・90日】6成分——長いほうの例外

成分銘柄
クロナゼパムリボトリール、ランドセン
クロバザムマイスタン
ジアゼパムセルシン、ホリゾン
ニトラゼパムベンザリン、ネルボン
フェニトイン・フェノバルビタール配合剤ヒダントール配合錠、複合アレビアチン
フェノバルビタールフェノバール

全部、抗てんかん薬として使われる成分です。まとまりで覚えられます。

【内服・30日】残り30成分すべて

上の18成分に入っていなければ、内服は30日です。デパス、マイスリー、ハルシオン、レンドルミン、メイラックス、コンサータ、ビバンセ、モディオダール——日常的に見るものはほぼここに入ります。

内服は「制限なしの4つ」「14日の8つ」「90日の6つ」だけ覚える。あとは全部30日。——18成分です。

【外用】8成分しかありません

日数成分銘柄
14日ジアゼパムスピジア点鼻液
フェノバルビタールワコビタール坐剤、ルピアール坐剤
ブプレノルフィン(塩酸塩)ノルスパンテープ、レペタン坐剤
ブロマゼパムセニラン坐剤
ミダゾラムブコラム口腔用液
30日フェンタニルデュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ
フェンタニルクエン酸塩フェントステープ
モルヒネ塩酸塩アンペック坐剤

30日の外用は3つだけ。フェンタニル2つとモルヒネ坐剤です。それ以外の外用は全部14日。

【注射】11成分。こちらも90日はありません

日数成分銘柄
14日オキシコドンオキファスト注
ジアゼパムホリゾン注
ヒドロモルフォンナルベイン注
フェノバルビタールフェノバール注、ノーベルバール静注
フルニトラゼパムサイレース静注
ペンタゾシンソセゴン注
ミダゾラムドルミカム注、ミダフレッサ静注
ロラゼパムロラピタ静注
30日フェンタニルクエン酸塩フェンタニル注射液(各社)
ブプレノルフィン(塩酸塩)レペタン注
モルヒネ塩酸塩モルヒネ塩酸塩注

剤形が変わると日数も変わります

日数別に並べると、同じ成分が別の日数の欄に出てくるのが見えます。ここが一番の落とし穴です。

成分内服外用注射
ジアゼパム90日14日14日
フェノバルビタール90日14日14日
フェンタニルクエン酸塩14日30日30日
ブプレノルフィン―14日30日
ペンタゾシン14日―14日

フェノバルビタールは内服90日、坐剤14日。同じ成分で6倍以上の差があります。フェンタニルクエン酸塩は内服14日、テープ30日。こちらは逆向きです。

成分名で覚えると事故ります。剤形とセットで見てください。

全成分一覧表(成分名の五十音順)

告示の3つのリストを、成分名で1枚にまとめました。剤形ごとに日数が違うので、列を分けています。「―」はその剤形の製品が薬価収載されていないものです。

色の付いたセルが、うっかりしやすいところです。

成分内服外用注射代表的な銘柄
アモバルビタール14――アモバルビタール(原末)
アルプラゾラム30――コンスタン、ソラナックス
エスタゾラム30――ユーロジン
エスゾピクロン制限なし――ルネスタ(向精神薬ではない)
エチゾラム30――デパス
オキサゾラム30――セレナール
オキシコドン30―14オキシコンチンTR、オキノーム/オキファスト注
クアゼパム30――ドラール
クロキサゾラム30――セパゾン
クロチアゼパム30――リーゼ
クロナゼパム90――リボトリール、ランドセン
クロバザム90――マイスタン
クロラゼプ酸二カリウム14――メンドン
クロルジアゼポキシド30――コントール、バランス
コデインリン酸塩30――コデインリン酸塩散・錠
ジアゼパム901414セルシン、ホリゾン/スピジア点鼻液/ホリゾン注
ジヒドロコデインリン酸塩30――ジヒドロコデインリン酸塩散
スボレキサント制限なし――ベルソムラ(向精神薬ではない)
ゾピクロン30――アモバン
ゾルピデム酒石酸塩30――マイスリー
トリアゾラム30――ハルシオン
ニトラゼパム90――ベンザリン、ネルボン
バルビタール14――バルビタール(原末)
ヒドロモルフォン30―14ナルサス、ナルラピド/ナルベイン注
フェニトイン・フェノバルビタール配合剤90――ヒダントール配合錠、複合アレビアチン
フェノバルビタール901414フェノバール/ワコビタール坐剤、ルピアール坐剤/フェノバール注、ノーベルバール静注
フェンタニル―30―デュロテップMTパッチ、ワンデュロパッチ
フェンタニルクエン酸塩143030イーフェンバッカル錠、アブストラル舌下錠/フェントステープ
フルニトラゼパム30―14サイレース/サイレース静注
フルラゼパム塩酸塩30――ダルメート
ブプレノルフィン(塩酸塩)―1430ノルスパンテープ、レペタン坐剤/レペタン注
ブロチゾラム30――レンドルミン
ブロマゼパム3014―レキソタン/セニラン坐剤
ペンタゾシン14―14ソセゴン錠・注、ペンタジン
ペントバルビタールカルシウム14――ラボナ
ペモリン30――ベタナミン
マジンドール14――サノレックス
ミダゾラム141414ドルミカムシロップ/ブコラム口腔用液/ドルミカム注、ミダフレッサ静注
メダゼパム30――レスミット
メチルフェニデート塩酸塩30――コンサータ、リタリン(第1種)
メペンゾラート・フェノバルビタール配合剤30――(後発品のみ)
モダフィニル30――モディオダール(第1種)
モルヒネ塩酸塩303030オプソ/アンペック坐剤/モルヒネ塩酸塩注
モルヒネ硫酸塩30――MSコンチン、モルペス
ラメルテオン制限なし――ロゼレム(向精神薬ではない)
リスデキサンフェタミンメシル酸塩30――ビバンセ
レンボレキサント制限なし――デエビゴ(向精神薬ではない)
ロフラゼプ酸エチル30――メイラックス
ロラゼパム30―14ワイパックス/ロラピタ静注
ロルメタゼパム30――エバミール、ロラメット

※ 数字は日数(分)。剤形区分(内用薬・外用薬・注射薬)は薬価基準収載品目リストの区分によります。
※ 告示に名前はあるものの現在は薬価収載がない成分:タペンタドール、ニメタゼパム、ハロキサゾラム、プラゼパム、フルジアゼパム、プロキシフィリン・エフェドリン配合剤(いずれも告示上は30日)。
※ 向精神薬の指定・告示のリストはいずれも改正されます。判断は必ず最新の告示と、当該製剤の規制区分・剤形でご確認ください。

表を見て、まず気づくこと

内服の列は30と90ばかりです。睡眠薬・抗不安薬はほぼ全部30日、抗てんかん系が90日。「向精神薬は14日」という感覚が実務と合わないのは、このためです。

14日が集まっているのは、外用と注射の列です。

30日の外用薬——フェンタニル、フェンタニルクエン酸塩、モルヒネ塩酸塩 この3つだけ

30日の注射薬——フェンタニルクエン酸塩、ブプレノルフィン塩酸塩、モルヒネ塩酸塩 この3つだけ

90日は「内服薬」のみ。外用・注射の枠がありません

これが14日の正体です。成分としては30日や90日の枠にいても、剤形が変われば名前がないので原則に戻ります。

とくに当たりやすい5つ

製品成分の内服はこの製品は
ワコビタール坐剤/ルピアール坐剤フェノバルビタール 90日14日(6.4倍の差)
スピジア点鼻液ジアゼパム 90日14日
ブコラム口腔用液ミダゾラム(内服も14日)14日
イーフェンバッカル錠/アブストラル舌下錠テープは 30日14日
ノルスパンテープ/レペタン坐剤注射は 30日14日

上の3つは、小児のてんかんで使う薬です。ワコビタール坐剤・スピジア点鼻液・ブコラム口腔用液。いずれも家庭に常備してもらう薬なのに、14日ずつしか出せません。

下の2つは、がん疼痛・慢性疼痛です。フェンタニル貼付剤の使い分けはフェントステープとフェンタニル3日用テープは適応が違いますにまとめました。

向精神薬でない睡眠薬が、4つあります

表の「制限なし」の行です。いずれも添付文書の規制区分は「習慣性医薬品」「処方箋医薬品」だけで、向精神薬ではありません。

薬剤規制区分(添付文書)投与日数
ルネスタ(エスゾピクロン)習慣性医薬品/処方箋医薬品制限なし
デエビゴ(レンボレキサント)習慣性医薬品/処方箋医薬品制限なし
ベルソムラ(スボレキサント)習慣性医薬品/処方箋医薬品制限なし
ロゼレム(ラメルテオン)—制限なし
アモバン(ゾピクロン)向精神薬(第三種)/習慣性医薬品/処方箋医薬品30日
マイスリー(ゾルピデム)向精神薬(第三種)/習慣性医薬品/処方箋医薬品30日

いちばん驚くのは、アモバンとルネスタです。エスゾピクロンはゾピクロンの光学異性体(S体)ですが、アモバンは向精神薬(第三種)で30日、ルネスタは向精神薬ではないので制限なし。「エス」が付くかどうかで、規制そのものが変わります。

ただしロゼレムには添付文書上の別の縛りがあります。「投与開始2週間後を目処に有効性及び安全性を評価し、有用性が認められない場合には投与中止を考慮し、漫然と投与しないこと」。法定の日数制限とは別の話ですが、長期処方が来たときに見るべき点です。

「第1種だから14日」ではありません

誤解されやすい点です。向精神薬の第1種・第2種・第3種という区分と、投与日数の区分は連動していません。

種別成分投与日数
第1種メチルフェニデート(コンサータ、リタリン)30日
モダフィニル(モディオダール)30日
第2種フルニトラゼパム(サイレース)30日
ペンタゾシン(ソセゴン)14日
第3種ジアゼパム(セルシン)90日
トリアゾラム(ハルシオン)30日
マジンドール(サノレックス)14日

いま流通している第1種向精神薬は、メチルフェニデートとモダフィニルの2つだけ。どちらも30日です。いちばん規制の厳しい第1種に14日のものはなく、逆に第3種のマジンドールが14日になります。

種別は記録・保管のための区分(麻向法)、投与日数は保険のための区分(告示)——別の法令が別の目的で作った区分だからです。連動していると考えると必ず外します。

種別のほうの扱いは向精神薬の免許は、申請しなくても持っていますにまとめました。

新医薬品の14日と、その例外品目

向精神薬でなくても、薬価収載日の属する月の翌月初日から1年を経過していない新医薬品は14日分が限度です。

デエビゴも、収載から1年後の2021年5月1日に制限が解除されています。新しい薬が出たときは、まずこちらを確認してください。

そしてこの14日ルールには、告示に名前が書かれた例外品目があります。

エブリスディドライシロップ60mg、シアリス錠5mg・10mg・20mg、バイアグラ錠25mg・50mg、バイアグラODフィルム25mg・50mg、ガニレスト皮下注0.25mgシリンジ、セトロタイド注射用0.25mg、ウトロゲスタン腟用カプセル200mg、ルティナス腟錠100mg、ルテウム腟用坐剤400mg、ワンクリノン腟用ゲル90mg、ボカブリア錠30mg、コセルゴカプセル10mg・25mg(一回の投薬量が28日分以内である場合に限る)、リバゼブ配合錠LD・HD、グラアルファ配合点眼液、ゾキンヴィカプセル50mg・75mg、アリッサ配合錠、ユバンシ配合錠、リブマーリ内用液10mg/mL、ビルベイ顆粒200μg・600μg(一回の投薬量が30日分以内である場合に限る)、ボラニゴ錠10mg(同)、イドビンソ配合錠及びドジョルビ内用液100%

ED治療薬と不妊治療関連が目立ちます。いずれも「14日ごとに受診させる意味が乏しい」ものです。

そして括弧書きで日数条件が付いているものがあります。コセルゴは28日分以内、ビルベイとボラニゴは30日分以内。これを超えると例外から外れます。

窓口で使う順番

  1. 新医薬品か薬価収載の翌月初日から1年以内なら14日(告示の例外品目を除く)
  2. 麻薬・向精神薬かそもそも該当しなければ制限なし。オレキシン受容体拮抗薬はここ
  3. 90日リストの5成分かジアゼパム/ニトラゼパム/フェノバルビタール/クロナゼパム/クロバザム+フェニトイン・フェノバルビタール配合剤。内服のみ
  4. 30日リストにあるか——剤形も見る内服34成分+配合剤2/外用はフェンタニル・フェンタニルクエン酸塩・モルヒネ塩酸塩の3つだけ/注射はフェンタニルクエン酸塩・ブプレノルフィン塩酸塩・モルヒネ塩酸塩の3つだけ
  5. どれにも当たらなければ14日名指しされていなければ原則に戻ります。イーフェン・アブストラル・ノルスパンテープ・ソセゴンはここ

まとめ

  • 日常処方される向精神薬は、ほとんどが30日か90日に名指しされています。睡眠薬11成分+抗不安薬12成分が30日、抗てんかん系5成分が90日
  • 告示の建て付けは「原則14日、名指しされたものが30日・90日」。ただし読む順番は逆にして、(三)→(二)→残りが14日で見るのが実務的
  • 同じ成分でも剤形で変わります。フェンタニルクエン酸塩はテープ30日/バッカル錠・舌下錠14日。ブプレノルフィンは注射30日/テープ・坐剤14日
  • 30日の外用は3成分、注射も3成分だけ。ここに名前がなければ14日です
  • 「第1種だから14日」ではありません。第1種のメチルフェニデート・モダフィニルは30日、第3種のマジンドールは14日。種別(麻向法)と投与日数(告示)は別の区分です
  • 14日の網羅リストは存在しません。「(二)(三)に名前があるか」で逆算します
  • デエビゴ・ベルソムラは向精神薬ではなく、日数制限なし。ロゼレムも法定の制限は受けません
  • 新医薬品は収載の翌月初日から1年間14日。告示に名前で書かれた例外品目があり、一部は日数条件つきです

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※ 本記事の制度・添付文書に関する記載はすべて原文を確認しており、広告主の影響を受けていません。

出典

  • 内服で覚えるのは18成分だけです。制限なし4(ルネスタ・ベルソムラ・ロゼレム・デエビゴ)+14日8+90日6。残り30成分は全部30日——迷ったら30日が正解に近い
  • 外用と注射に90日はありません。最長30日です。30日の外用はデュロテップMTパッチ・ワンデュロパッチ・フェントステープ・アンペック坐剤だけ
  • ベンゾジアゼピン系で内服14日なのは、クロラゼプ酸二カリウム(メンドン)だけです
  • 厚生労働省「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」(平成18年3月6日 厚生労働省告示第107号)第十 二 投薬期間に上限が設けられている医薬品※14日・30日・90日の全リストはこの告示から
    https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=84aa7837&dataType=0&pageNo=1
  • 厚生労働省「薬価基準収載品目リスト」(令和8年8月13日適用)※剤形区分(内用薬・外用薬・注射薬)の判定はこの一覧から
    https://www.mhlw.go.jp/topics/2026/04/tp20260401-01.html
  • 厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課「薬局における向精神薬取扱いの手引」(平成24年2月)※第1〜3種の区分
    https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/dl/kouseishinyaku_02.pdf
  • ルネスタ錠/アモバン錠/デエビゴ錠/ベルソムラ錠/ワコビタール坐剤/ノルスパンテープ/ソセゴン錠/アブストラル舌下錠 ほか 添付文書(規制区分の確認)
    ルネスタ錠/アモバン錠/ワコビタール坐剤/ノルスパンテープ
  • エーザイ「医療関係者向けQ&A hotline」デエビゴ 規制区分・投薬期間制限
    https://faq-medical.eisai.jp/faq/show/15077
  • 武田薬品「ロゼレム錠8mg くすりの相談FAQ」
    https://www.takedamed.com/medicine/rozerem/faq

※ 本記事は2026年8月30日時点の告示原文および薬価基準収載品目リストに基づいています。告示は改正されます。とくに新医薬品の例外品目は頻繁に増減します。
※ 銘柄名は代表的なものを挙げています。実際の投与日数は、必ず当該製剤の規制区分・剤形区分と最新の告示でご確認ください。
※ 「14日に残るもの」は網羅リストではありません。向精神薬の指定は政令で改正されます。

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