【徹底解説】調剤業務の外部委託が薬機法改正で本格解禁!薬局の未来と実務ポイントまとめ

徹底解説調剤業務の外部委託が薬機法改正で本格解禁!薬局の未来と実務ポイントまとめ 調剤報酬・制度改正
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こんにちは、「薬Talk」編集長、薬剤師のNoriです!
2025年5月21日に公布された薬機法改正で、ついに「調剤業務の一部外部委託」が法制化されました。これは薬局現場に大きな影響を与える改正です。本記事では、現場目線で制度のポイントから今後の展望までわかりやすく深掘り解説します!

本サイトは、薬剤師をはじめとする医療従事者向けの情報提供サイトです。記載内容は告示・通知・添付文書などの原文を確認したうえでまとめています。一般の方が医薬品の使用を判断される際は、必ず医師・薬剤師にご相談ください。
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今回の法改正は2025年5月21日に公布されました。施行日は「公布後2年以内」とされており、2027年頃の施行が見込まれます。

内容日程
改正薬機法公布日2025年5月21日
施行日令和9年(2027年)5月20日(令和8年政令第209号で確定)

今後、厚生労働省が省令やガイドラインを整備し、具体的な運用ルールが決まっていきます。


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「派遣」は、常勤か辞めるかの二択しかないと思っている人ほど知っておく価値があります。いま動く予定がなくても相場は交渉材料になりますし、地域差は大きい——厚労省の偏在指標で見ると、足りない地域ほど条件は動きます。在宅に移りたい方は「力を入れています」を届出で見分ける方法もどうぞ。

※ 本記事の制度・添付文書に関する記載はすべて原文を確認しており、広告主の影響を受けていません。

令和7年法律第37号の施行スケジュール。令和7年5月21日公布、附則第1条第2号は令和8年5月1日施行、第3号は令和9年5月20日施行。調剤業務の一部外部委託は第3号に含まれる
令和8年政令第209号/令和7年政令第354号/医薬発0521第1号
調剤業務の一部外部委託の施行日が令和9年5月20日に確定するまでを3本の文書で示した図。公布通知(医薬発0521第1号)第2のⅠ4(5)は、薬局開設者は調剤の業務の効率化を行う必要がある場合に、調剤の業務のうち当該業務に著しい影響を与えない定型的な業務として政令で定める業務について、厚生労働省令で定める要件を備えている薬局の薬局開設者に委託することができるものとし、新薬機法第9条の5に関係する。同通知のⅥ1施行期日(3)は、4の(1)及び(4)から(7)まで等を公布の日から起算して2年を超えない範囲内において政令で定める日とし、(5)はこの範囲に含まれる。令和8年政令第209号は、改正法附則第一条第三号に掲げる規定の施行期日を令和九年五月二十日と定めた。公布日は令和7年5月21日、改正法は令和7年法律第37号
厚生労働省医薬局長・大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の公布について」(令和7年5月21日 医薬発0521第1号・産情発0521第4号)第2 Ⅰ4(5)、Ⅵ1(3) / 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(令和8年政令第209号)

🔎 改正の背景と目的

今回の制度改正の背景には、薬局現場が抱えるいくつかの課題があります。

  • 薬剤師の人手不足
     近年、在宅医療や施設調剤の需要が高まり、薬剤師不足が深刻化しています。
  • 在宅医療・施設対応の拡大
     地域包括ケアの推進に伴い、薬局にも多様なサービス提供が求められています。
  • 対物業務(調剤作業)に偏った業務体制の見直し
     薬剤師本来の専門性である服薬指導や患者支援にもっと時間を割く必要があります。
  • 国家戦略特区(大阪など)での実証実験が成功
     特区では既に限定的に外部委託が試験導入され、安全性・品質ともに良好な実績が得られました。

つまり、「定型作業は外部委託、患者対応は薬剤師が」という役割分担を法制度として正式に認めよう、という流れです。


今回の外部委託解禁では、いきなり全ての調剤作業が外に出せるわけではありません。
かなり限定された範囲から慎重にスタートします。

令和7年改正後の薬機法第9条の5・第4条第5項、薬剤師法第25条・第25条の2・第28条第2項・第27条および第28条第3項の条文。受託薬局は表示義務・服薬指導義務・調剤録記入義務の対象外となり、処方箋と調剤録の保存期間は3年間から5年間に延長される
第17回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会 資料1(令和8年2月2日)p.17-18/医薬発0521第1号

では、薬局現場の作業はどのように変わるのでしょう?

今回の改正は薬局運営にも大きな影響を与えます。

今回の外部委託制度は、あくまで「第一段階」とも言えます。今後はさらに検討が進むでしょう。

  • 対象業務の拡大
     無菌製剤調製、注射薬混注、施設向け分包など
  • 医療圏の距離制限見直し
     三次医療圏外への委託解禁の可能性
  • AI調剤・ロボット技術の活用
     自動分包・自動監査の導入
  • 在宅専門薬局との連携モデル化
     地域多職種連携の強化

実際に制度が施行されるまでに、薬局としては以下のような準備が必要になります。

  • 2025年5月21日公布。施行日は令和9年5月20日(令和8年政令第209号)
  • 一包化調剤から外部委託が開始される
  • 安全性・患者説明・契約整備が重要
  • 薬剤師の対人業務・在宅医療支援が本格強化へ

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